どうにも周りに百合的に語れる仲間がいないのが寂しいので布教のためにティチエル編の大まかなストーリーを気が向いた時にちょいちょい紹介していこうとか考えてみる。興味を惹くことが目的ゆえ、多少の誇張、曲解、拡大解釈はあるかもしれないがきっと気のせい。
一応ネタバレになるんで隠しとく。

  • Prologue. 少女 旅立つ

港町ナルビクに向かう船上。父のお使いで生まれて初めての一人旅をしている少女、ティチエル。彼女が自称ベテラン旅行者ロングソードグッドナイトと名乗る怪しすぎる男のナンパを華麗にスルーするところから物語は始まります。
ナルビクに着いたティチエルはまずはお使いを果たすためアクシピターというギルドを目指します。が、その途中ほおひげ団というガラは悪いが間抜けな連中に絡まれていたところを偶然通りかかった女王様、もとい海賊のミラお姉さんに助けてもらいます。それが運命の出会いでした。お姉さんに一目惚れしたティチエルは彼女との今後の繋がりをどうにか得ようとお礼をしようとしたり一緒に町見物はどうかと誘ったりしますが忙しいからと突っぱねられます。ここでなんとしても次に会うためのフラグを立てておきたかったティチエルですが結局お姉さんはどこかに行ってしまったのでとりあえず当初の目的どおりアクシピターを目指すのでした。

  • Chapter1. ゼリーキング討伐

アクシピターに着いたティチエルは支部長のシュワルターに無事父からの届けものを渡します。届けものの手紙によるとお父さんは家を留守にするので暫くナルビクにいなさいとのこと。じゃあその間アクシピターの仕事を手伝おうかなんて相談をしているところにさっき助けてくれたミラお姉さんが乱入して来ます。なんか船が出港停止にされて部下も捕まったのが理不尽だと抗議しに来たらしいです。運命の人との再会に喜ぶティチエル。知り合いならこれは丁度いいとミラの要求の一部を何とかする代わりにティチエルの面倒を見るよう交渉するシュワルター何度も問題を起こしている海賊に友人の大切な娘の面倒を見させるのはどうかと思うがティチエルは勿論大賛成。しかし子守は嫌だとミラは拒否。せっかく再会出来たというのに、このチャンスを逃すまいと必死なティチエルは泣き落とし作戦にかかります。オチそうになりながらも必死で抵抗するミラさんでしたがとうとう根負けしてティチエルの面倒を見ることに。こうしてティチエルはお姉さんとの町見物という名の初デートの約束を取り付けることに成功したのでありました。
途中で受けた猫探しの依頼をこなしつつ初デートはつつがなく終了。町見物は終わったのでさらに町の外にも少し出てみたり。アクシピターに帰ってみると、今度はシュワルターのおじさまからゼリーキングという凶暴なモンスターの討伐という大仕事を依頼されます。友人の大切な娘をそんな凶暴なモンスターに(以下略)ともかく暴れ足らなくてストレスが溜まってるミラさんも賛成したので二人でゼリーキングの住む平原へ出かけるのでした。
ゼリー平原へ向かう途中、二人は同じくゼリーキングを倒して賞金をゲットしようと企むほおひげ団の二人を見つけます。こないだ取り逃がした分の鬱憤晴らしと追いかけるミラさん、逃げるほおひげ団。そうこうしているうちにお目当てのゼリーキングに出会います。無事にゼリーキングを倒した二人は、ゼリーキングの証と一月の誕生石を手に入れ、アクシピターへと帰るのでした。
帰ってからも引き続きティチエルの面倒を見るように言われ、またもキレるミラさん。しかし例によってティチエルの泣き落とし攻撃によりどうにか引き止めることに成功するのでした。

思い出した時に続く、かもしれない。