毎年ワンピの映画はスルーしてるんだけどアラバスタ編がお気にいりなもんで。理想家だの甘ちゃんだの言われてても、だからこそビビ様は大好きです。奇麗事と笑われようと、奇麗事がまかり通る世の中が本当は一番いいんだって五代君も言ってたし。クロコダイルの悪役っぷりもバロックワークスって組織も、アラバスタ編は魅力一杯。
前情報殆どなしで観に行ったんでいきなりアラレちゃん(しかも旧)が始まってビビる。一部新キャラが増えたりしてたが、素晴らしいぐらいに実にしっかり旧アラレでした。ちゃんと確認して無いけど多分キャストも変わってないっぽい? てかキャラメルマン23号が本物より萌えるんですけど何これ。
で、本編。最初からクライマックスだと盛り上がりどころが難しいよねってか開始10分ぐらいで「俺達の命ぐらい一緒に〜」をやられてもなあ。つかまずビビとの出会いが描かれてないんで完全に一見さんお断りな冒頭十数分。間にチョッパー編が入るっても、その辺は時系列入れ替えちゃったりはしょりまくってもいいわけだし。アラレちゃんの分の尺を裂けばそのぐらい出来たんじゃ。アラレちゃんはアラレちゃんで面白かったけどさ。まあでも中盤以降はグイグイ引き込まれる感じで、話を知っていても震える、盛り上がる。原作よりはるかに短い時間の中でクロコダイルの悪役っぷりがしっかり描かれていたのは素晴らしい。あとちゃんとおかま道でオカマ拳法になっていたのも素晴らしい。
……で、イガラムどこ行ったんですか?