忘れた頃にストーリー紹介その4。

  • Chapter4. 審判者と救援者

ミラに邪険にされて拗ねているほおひげ団の二人を見つけるティチエル。そんな二人のために「愛の妙薬」なる薬を作ることになります。しかしうろ覚えの知識のためか調合は失敗、爆発事故を起こしてしまいます。ナルビクの街中でそんな危険な事故を起こしたことをアクシピターの隊員に見咎められ、捕らえられてしまうティチエル。シュワルター支部長に一旦開放してもらったものの、その罰としてミラと共にルシアン・ボリスのチームの任務を手伝うことになります。任務の内容はクラドの街で流行している奇病の原因と治療法の究明。いくら罰とはいっても親友の娘さんを原因不明の奇病が流行ってる街に行かせるのはどうかと思うがともかく一行はクラドの町へ向かいます。
調査を続けるうちに、クラドの住人達にとって大切な「蝶の木」が何らかの力で汚染されたことが原因であることを突き止めた一行は、ライディアの街の町長の協力を得て手に入れた「生命の水」によってそれを浄化することに成功します。浄化された蝶の木からまたも4人の前に現れた誕生石。これが蝶の木の汚染の原因だったと知ると共に、以前誕生石について語っていたロングソードグッドナイトが何か知っているのではないかと考える一行。しかし考えても今は答えは出ない。まずは蝶の木を復活させたことをクラドの町長に伝えるためその場を後にするのでした。
蝶の木からクラドに帰る途中、一行は謎の4人組に襲われるリンと出会います。リンが一方的に襲われていると思い、何故こんなことをするのかと問い詰めると、彼らは自分達の方が一方的に襲われたと主張します。しかしリンがそんなことをする筈がないと考えるティチエル達。お互い話に食い違いがあるようでしたが、ともかくこれ以上の戦いは無意味だと判断した相手はひとまずその場を立ち去るのでした。
一体どういうことなのか尋ねる4人に、リンの口から思いもかけない話が語られます。彼女の話によれば先ほど戦っていた4人はこの世を破壊する「審判者」という存在であり、ティチエル達4人は審判者から世界を救う「救世者」であるという。最近現れる奇妙なモンスター、その裏にある誕生石。審判者はアーティファクトの力で誕生石の力を増幅し、そのモンスターたちを産み出している。誕生石と関わる限りいずれ彼らと対峙することになると。世界を救うなどといきなり言われてその話の大きさに戸惑う一行。ルシアンは乗り気のようで、ティチエルも協力したいと考えるが、ミラとボリスはもっと慎重に考え、ひとまずこの話は保留にするのでした。
奇病の原因を取り除き、続いて奇病の治療薬もクラドに届け、任務を達成した一行。ナルビクに戻ってからも先程のリンの話について考えますがそうすぐに答えが出るものでもなく、また後日改めて話し合いをすることにするのでした。