なつやすみは正直どうかしすぎている。いい意味で。
で、本編。最初に言っておく、この映画はマジに最初から最後までクライマックスで泣けるので釣られてみなさい、答えは勿論聞かない。これまで殆ど語られなかった良太郎の過去が語られたりしつつ、モモさんのツンデレっぷりを堪能したりしつつ。モモさんはもうホント、素晴らしいまでにヒロインです。ハナさんの方がよっぽど男前です。1作品で計6役を演じ切る良太郎の中の人もすごいが小太郎の子もなかなか達者な演技をしよる。子役らしい、いかにもな演技っぽさがさっぱりで将来楽しみですよ。ウイングフォーム登場あたりからはもうずっとクライマックス。最後までクライマックス。4フォーム揃い踏みでの決めゼリフから始まりモモさんの頭脳プレーから大迫力の電車戦、そして決着。終わりかけにようやくわかる「俺、誕生」の意味。何もなかったかのようにいつもの、でも一つだけ変わった日常に戻る良太郎。いや、ほんとにもう。書ききれないぐらいの細かい部分も含めて、実に素晴らしい『仮面ライダー電王の映画』でした。
それはそれとして陣内はいらない子