これまで放置されていたヴィータがようやく最後の大活躍。一番重傷なのに一番過酷な戦闘で、しかも半分ぐらい省略され気味なのは最早不憫ってレベルじゃねー。だからこそ一番かっこよくはあったんだけど。シグナムなんてわりと安全なところでぬくぬくと戦ってのんきに東方先生の死を看取ってるんだもんなあ。いや、決してのんきではないんだがあまりにもヴィータとの扱いの差に泣ける、いろんな意味で。
ヴィヴィオを全力で相手にする振りしてちゃっかりこっそり4番の居場所をサーチしていたなのはさん。気付いてからの4番の焦りっぷり、そしてくらえば確実にやられる強力魔法が確実に自分に届く事実を理解し、恐怖に引きつる顔といったらもう。これまでの悪虐非道っぷりに比べてあまりにもあっけない幕切れではあったが、だからこそヤツにはふさわしい最期であろう。いやあ、お疲れ様でした。とか言いつつ最終回で最後っ屁かまされたらどうしよう。
4番を倒しても暴走がとまらないヴィヴィオを例によって力づくで止めようとするなのはママ。全力全開スターライトブレイカー(×オプションたくさん)はちょっと痛いってレベルじゃないと思います、マ魔王様。そんなギャグみたいなシチュエーションは置いといて、その前後の部分はこれまでの、ってほども全体としては大きなウェイトは占めてないにしても、ヴィヴィオと過ごした僅かな時間の内容がきちんと生きまくってて泣ける。ヴィヴィオが自分で立ち上がるシーンだけでもこれまで大なり小なり文句はありつつも見てきた価値はあった。
さて、最終回ぐらいダブル主人公の片割れらしい活躍が出来ますかね、スバルさんは。