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昇る月、揺れる水面に溶け。
- 出版社/メーカー: サクセス
- 発売日: 2008/05/15
- メディア: Video Game
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全体として、前作よりアニメっぽい感じがするなあ。なんというか、動いてる絵とそれに合わせた音がプレイしながら鮮明に浮かぶというか。演出面では相変わらず一枚絵のアップの繋ぎ方がうまい。複数の一枚絵のアップ同士で会話してるシーンは若干読み込みが気になるけど。
とりあえずやっぱり溺死エンドはあるのね。基本か。あと帰還エンドも当然に。こっちは分かりやすい選択肢のようでいて、結構エンディングまでの会話が長かったりする辺りがアカとの相違点か。一瞬実はそっちが正ルートなのかと思ってしまうけど。それにしてもなんというニヤニヤゲーなんだいこいつは。キスシーンがあること自体は前情報の画面写真で知ってはいたけど、まさかこんな形でだなんて。そんな大胆な。しかもそこに至るまでの過程がラストでまた意味を持つんだからたまんねえ。ミギーにまんまと騙されて置いてかれたことを知ってショックを受けて追いかけてくオサさんは完全に恋する乙女。
そしてラストから2つめの選択肢からはもうクライマックスがノンストップで止まらない。ひたすら震えまくりでそれがボイスちゃんと聞きながらだと1時間近く延々続くもんだから風呂に入るタイミングを見つけるのに苦労した苦労した。なんて体力の要るゲームなんだ。
夏姉さんはほぼ女白花ちゃんだなあ。主も混じってるか、半裸的な意味で。あ、あとどっかの橘さん。彼女が犯したたった一つの、とても重要な大ポカも橘さんだと思った瞬間に「橘さんじゃあしょうがないな」と思ってしまった俺は何か色々と間違ってる。あと根方さんはかっこよすぎる。花影抄の方じゃ適当な扱いなのに。明らかにミギーさんより強いもんね。役付きと同等か、下手すりゃそれより強いんじゃないのかこの人。というかミギーさんが弱いんだが。設定レベルで烏月さんよりスペック低いし。吐くし。てかラスボス戦の決め手がワイヤーて。いや、かっこよかったし忍者装束にもあってはいるんだけど。エンディングは実に“らしい”感じでよござんした。予測と期待通りだったとも。さーって、それじゃこれからグッドなバッドエンドでも探すか。
関係なくはないけど今回一番ツボッたシーン。
┃ †○ <いざや! 開け! 瑠璃宮の門! ‖\ /\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
……ところで剣道の試合でオール一本勝ちって、つまりオール時間切れってことじゃなくね?
- 追記
色々弄って遊んでたら、「緊急回避」で盛大に笑った。まさかこれか!? 延期の原因!!